『食養生』レシピ
国際中医薬膳管理師・
管理栄養士・料理研究家
植木もも子先生監修
春は木々が芽吹き、花が咲き、身体も徐々に温められます。 ストレスにより自律神経のバランスが崩れやすい時期。温・平性の食材、辛・甘・酸味を摂り、肝の機能をよくすることが大切です。
※盛り付けはイメージです。
スパゲティー | 200g |
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春キャベツ | 1/4個 |
あさり(殻付き) | 200g |
ニンニク | 1片 |
赤唐辛子 | 1本 |
白ワイン | 50㏄ |
オリーブ油 | 大さじ2 |
バター | 大さじ1 |
塩・胡椒 | 少々 |
レモン | 少々 |
あさり:体の余分な熱を冷まし、ほてりを鎮め、余分な水分の排出を助けます。 血を補い、心神を安定させる作用があるのでイライラや不安感の予防に役立ちます。 また、現代人に不足がちなアミノ酸やマグネシウム、カルシウム、亜鉛、鉄などのミネラルが豊富です。
キャベツ:特有成分キャベジン(ビタミンU)が胃の粘膜を強化し、傷ついた胃粘膜を修復してくれます。 胃もたれ、ゲップ、胸のつかえ、胃痛などに良いです。 薬膳的には気を補い、気を巡らせるので血の巡りもよくなります。 栄養学的には塩分バランスを調整するカリウム、骨や神経の働き、等の代謝など様々に 働くカルシウム、細胞の新生、増殖に欠かせない葉酸、抗酸化作用のβ―カロテン、ビタミンCも 豊富です。